耐震補強の基本的な工法
耐震補強工事にはさまざまな工法が存在します。
- 地盤の補強

- 地盤が緩い土地に立つ建物は、大地震の際に倒壊する危険性があります。このような事態に備えて地震動に影響されないよう地盤を補強する必要があります。
- 地盤補強の方法としては、建物をジャッキアップして杭を打つ、1階床部分をすべて解体し改良工事をするなどの方法があります
- 壁量を十分に確保

- 壁の量が不足している建物は、大地震に耐えることはできません。大地震を想定して建物の重量や壁量を十分に確保する必要があります。
- 壁に大きい開口部がある、間仕切り壁が不足しているなどの場合には、筋違いや構造合板で耐力壁を増やします。
- 耐力壁のバランスを整える
- 壁に耐力を加えたとしてもバランスが偏っていては意味を成しません。建物の四隅に均等に配置されてこそ力が発揮されるのです。
- 四隅に耐力壁が配置できない場合には、開口部を小さくして筋違い、構造合板などで壁に剛性を加えます。
- 接合部の強化
- 耐震補強では床・壁などの剛性を高められますが、同時にその接合部も強化する必要があります。さまざまな接合部があるため、それぞれの部位に応じた施工法が選択されます。
- 基礎の補強
- 建物の基礎に合わせた補強作業が必要になります。
- 土台、柱を取り替える

- 耐震強度調査の結果、土台、柱などが腐朽している場合は、耐震性を下げるので取り替える必要があります。
- 腐朽した部分を取り除き、ジャッキアップして新しい土台、柱を取り付けます。またその際、腐朽した原因を調べ再発しないよう施工します。
- 建物に一体性を持たせる
- 地震に強い建物にするためには、床・壁・屋根を一体化させることがポイントです。それによって剛性を高めることができるのです。
次ページではグラウト工事に焦点をあてながら壁補強、耐震壁工法の工程をご紹介します。
耐震補強工事について
なおグラウト工事は、木造の耐震補強工事の際に行われる工程とは異なります。サンエイテックはグラウト工事専門会社です。グラウト工事に関するご質問はこちらからどうぞ。
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